ダンゴ虫ちゃん
皆さまこんばんは、大徳美術店主の髙橋です。梅雨だと言うのに40度を超える都市もあり、熱中症にならないように暑さ対策を行ってください。ところで先日お店の裏の塀との境目の所に草がいっぱい生えてました。ちょうど雨が降った後で草が取りやすいと思って覗いてみたらダンゴ虫ちゃんがいました。彼らは大雨や暑さを草の下で凌いでいたのです。そこに私が来て1本草を取ったところ、「何するの~!!」と言った感じでこっちを顔をあげて睨みつけるのです。なんとか草の下で生きながらえているのに草を取ったりするような大人げない事をして、ダンゴ虫ちゃん達にごめんな、と言ってそれ以上取るのはやめました。そして同じ屋根の下に住む仲間として兄弟になろうと思いました。たまに部屋の中に入って来るのでこの中では生きていけないよ、食べる物ないよ、とささやいて外に出してあげたりもしています。草を取りたい気持ちはじゅうぶんありますが、ダンゴ虫ちゃん達の事を考えると夏の暑い時期は取るのを辞めました。思えばこの環境破壊も人間がどんどん木を伐採したり、自分たちの都合によって環境を変えたりしているので本州の方では熊が住宅地に現れたりと、今や異常な事が起こっています。皆さん一人ひとりがダンゴ虫ちゃんの気持ちを考えて行動すれば少しは環境も改善されるのではなかろうかと思っております。私はダンゴ虫ちゃんとダンゴ兄弟としてこれからも頑張りたいと思っております。こんな店主ですが仕事は真面目にやっておりますので、骨董品・古美術品の買取のご用命はいつでも大徳美術へご連絡をお願いいたします。