長年やって思う事。
鎧にしても刀にしても掛け軸にしても、それぞれがその時の持ち主を決めます。業者も所有者も一時的な持ち主であって、商品は居心地のよいところに動きます。当然、縁もあるでしょうが、ふさわしい持ち主に行くという事です。それはいつの時代もです。今、こうやって私のところに鎧・甲冑があるのも私のところに来たかったからだと思います。私は大事にしますから。遠い昔これらの鎧・甲冑が完成してから、戦いがあったり、洪水があったり、火災があったり、第二次世界大戦のような爆撃があったりと、そういった災難を全部くぐり抜けて今、生き残っているのです。今、生き残っているという事はこれらの鎧・甲冑はエネルギーに満ち溢れているのです。それを飾ることで私はパワーを頂くのです。鎧・甲冑は、金工芸の世界から、革工芸、染色など全ての日本の技術が凝縮されています。昔の物は何百年経っても壊れません。ぜひこの昔の技術の粋の詰まった鎧・甲冑を見に来られてください。きっとなにか感じると思います。
※出張買取に行ってる場合がございますのでご連絡して来て頂けると助かります。