私が子どもの頃のお話です。
皆さまこんにちは、店主髙橋です。突然ですが私が子どもの頃に「ロバのパン」というのがありまして、本当にロバが馬車を引いてパンを売りに来ていました。その後には「ロバのパン」という名前だけが残って商売をしているようですが私が子どもの頃には本物のロバが来ていました。また、タクシーも昔はオートバイにホロを掛けたようなものに乗っていました、東南アジアのほうにはまだまだそういったものがあるようですが、それと博物館に飾っているような、前が一輪の車など実際私はそれに乗っていました。だから博物館に飾るほどそんなに珍しいものかなぁと思ったりもします。と、同時にずいぶん昔を生きてきたんだなぁという風に思います。あの頃、別大国道を私の父親が自転車を漕いで前と後ろに私たち兄弟を乗せて走っていたら被っていた麦わら帽子が風で飛んでいきました。すると後ろを走っていた車が停まって拾ってくれて「落ちたよ~」と私に届けたりしてくれるような時代でした。味噌は量り売り、卵は1個や2個をバラで買って藁に包んで持って帰ったり、魚屋さんは魚を捌いて、その辺の川で包丁を洗ってたりと衛生的にどうなのかという時代でした。しかし気が付けば私はそういった時代よりもはるか以前に造られた骨董品を扱う仕事をしております。半分趣味のような気持ちでやっております。それだけこの仕事が大好きなのです。それ以外にも、この前までは「鬼滅の刃」を全集中で研究したり、今は料理研究家を目指しております。それも古典料理研究家です。ただし、私は飽きっぽいのでまた次の研究に没頭しているかもしれません。皆さまに対しましては、出張買取に行きまして一番最初に付けた値段が一番高いです。それからは飽きっぽいので次回にと回されてしまった場合は値段が下がります。ですので早めにお売りしていただいた方がお得です。それともう一つ。飽きっぽい性格ですが、家内に対しては全然飽きておりませんので、これからもどうか私に取り合ってください。よろしくお願いいたします。髙橋 郁
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